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オートレースの「選手タイプ」|走りの特徴を知ってレースを10倍楽しむ

オートレース

オートレースの車券を予想する上で、絶対に欠かせないのが「選手の走りのタイプ(スタイル)」を知ることです。

選手によって、スタートが早い捌きのテクニックのある後ろから抜かせない抜け出したらスピードに乗るなど、特徴があり、同じレース内での他の選手とのハンデ位置や組み合わせとの比較でレースの展開が変わります。

「7つの走りのタイプ」「2つの最強組み合わせ」を紹介します。
選手のタイプを知れば、オートレースの展開予想と実況が楽しくなること間違いありません。

走りの基本スタイル(7つのタイプ)

①独走(どくそう)タイプ

  • 特徴:前に誰もいない状態(ハンデ0mなど)で先頭に立つと、誰にも邪魔されない完璧なコース取りで、恐ろしく速いタイムを維持して逃げ切るタイプです。
  • 主な選手福岡 鷹(ふくおか たか)選手、三宅 真央(みやけ まおう)選手
    福岡鷹選手は抜け出したら、スピードに乗って誰も捕まえられないです。
    三宅真央選手はムラがありますが、試走以上の走りをすることも多く、女性のため体重が軽いからか直線が伸びるので、後ろの選手が抜けそうで抜けないことがあります。

②ブロックタイプ

  • 特徴:コースの内側(インコース)のラインを徹底的に閉め、後ろの速い選手を「絶対に抜かせない」という鉄壁のディフェンス力を持つ職人です。
  • 主な選手佐藤 裕二(さとう ゆうじ)選手栗原 勝測(くるばら かつのり)選手

佐藤裕二選手は、インを抑え込んで抜かせないスタイルです。
栗原勝測選手は、自分よりハンデが10m20m後ろの選手を超絶なライン取りで抜かせません。インコースに入れそうで入れない、アウトコースから捲られそうで捲らせない、相手の心理を読んでいるかのごとくブロックします。
栗原渋滞を引き起こし、高配当を演出することもあります。

③イン戦派

  • 特徴:コースの最短距離である、一番内側の白線ギリギリを綺麗に回るのが得意なタイプです。無駄のない走りで内側からスッと差し込みます。
  • 主な選手若井 友和(わかい ともかず)選手、穴見 和正(あなみ かずまさ)
    若井友和選手は全国区のインファイターで前の選手の狭いインコースを絶妙なライディングでギリギリ入って抜くテクニックがあり、混戦を捌く力があります。
    穴見和正選手は、「内線のガードマン」という異名を持つほど、インコースにべったりで走行します。72歳(2026年現在)という年齢でスピードは落ちてきましたが、穴見のインは今だに固く攻略は難しいです。

④アウト戦(まくり)派

  • 特徴:遠心力を味方につけて、コースの一番外側をものすごいスピードで大回り(まくり)し、前の車をごぼう抜きにする華やかなタイプです。
  • 主な選手角南 一如(すなみ かずゆき)選手松尾 彩(まつお あや)選手
    角南一如選手は、スタートが遅いので最後方からの追い込みが多いのですが、「スナ捲り」という愛称のスピードの乗った捲りで怒涛の終盤の追い上げをしてきます。車券に絡む最終の3、4コーナーでの「スナ捲り」は激熱です。
    松尾彩選手は女性選手で角南選手と同様のタイプで、試走が出ていなくても本走で超絶な捲りを決めたり、グレードレースでの勝負強さが光ります。

⑤自在(じざい)派

  • 特徴:レース展開を瞬時に読み、相手が隙を見せたら内へ、閉められたら外へと、自由自在にコースを切り替えて抜いていく万能タイプです。
  • 主な選手鈴木 圭一郎(すずき けいいちろう)選手、高橋 貢(たかはし みつぐ)選手
    鈴木圭一郎選手は、競争車(バイク)を完璧に仕上げて前の選手を捌いていきます。
    高橋貢選手は、「絶対王者」というオートレース界で最も勝利と優勝回数を記録しているレジェンドレーサーで、超一流のテクニックで前の選手を捌きます。

⑥スタート巧者(こうしゃ)

  • 特徴:オーバルコースで左回りのみのレースでは先行すればスピードに乗せやすく、後ろからは抜きにくい状況のため、スタートの重要性が非常に高い。スタートで同じハンデの選手を置き去りにして、前の選手を追い抜くロケットスタートをすると、速攻が決まる。
  • 主な選手鈴木 宏和(すずき ひろかず)選手、佐藤 摩弥(さとう まや)選手、野本 佳章(のもと よしあき)選手

鈴木宏和選手は、グレードレースの勝負がかかったレースでもスタートを決める勝負強さがある。
佐藤摩弥選手は、女性選手でスタート力が抜群でSG優勝戦の常連(優勝はまだ)です。
野本佳章選手は、スタート力が他のスタートが早い選手よりワンランク上です。スタートで前の選手を抜くことは普通にあります。その後の車速がなく、後ろから捌かれることも多いですが、もし車速がついたら手が付けられないでしょう。

⑦追い込み(おいこみ)タイプ

  • 特徴:最重ハンデでも、1車ずつ捌いて、6周回使って全車を捌ききって、トップチェッカーを受ける。車速がありテクニックもある選手です。
  • 主な選手佐藤 励(さとう れい)選手早川 清太郎(はやかわ せいたろう)選手

佐藤励選手は、スタート力は普通ですが、圧倒的な車速で前の選手を追い抜いていきます。
早川清太郎は、前の選手のインに鋭く突っ込み、前の選手を抜く強い気持ちとテクニックのある選手です。

【超実践編】最強の掛け算!組み合わせタイプ

実際のレースでは、このタイプが組み合わさることで「鉄板(ガチガチ)」や「大荒れ(大穴)」のレースが生まれます。

組み合わせA:【独走タイプ】×【スタート巧者】(①+⑥)

  • 主な選手黒川 京介(くろかわ きょうすけ)選手
  • レース展開:0メートルのオープン戦(全選手が0メートルラインからスタート)や10m短ハンデ戦に圧倒的な強さを持っています。スタートでトップに立つとそのまま独走して誰にも追いつかれない一方的な展開になることも多いです。

組み合わせB:【ブロックタイプ】×【スタート巧者】(②+⑥)

  • 主な選手スタートが速い選手で車速が出ないインタイプの人
  • レース展開:スタートで抜群の飛び出しを見せて好位置をキープした後、インコースをガッチリと鉄壁のブロックで閉め続けます。青山周平選手は万能タイプですが、SGの決勝では、スタートを決めて先頭に立ったあとは、後ろから迫る鈴木圭一郎選手を10周回ブロックし続けて何度もSGを優勝しているのが、有名です。

最近のレースはスタートが超重要

オートレースで前の選手を追い抜くには、車速とテクニックが必要でタイヤを消耗します。
当然ではありますがスタートで先行するだけで、追い抜く台数が減るもしくは不要となるため、車速を上げていくことができます。
また、最近のオートレースは後ろからの選手を抜かせない技術が高い選手が多く、スタートが遅れた場合、前の選手を捌くのに時間を要している間に、スタートで先行した選手が逃げ切ることが多くなっています。
ひと昔前は、スタート力より競争車の車速とテクニックで追い込むことができたのですが、今はスタートもあることが活躍の条件になってきています。
S級上位者はほとんどの選手がスタート力が一定以上あります。

まとめ:選手のタイプを知ればレースが10倍面白くなる!

オートレースを観るときは、ただ「誰が強いか」を見るだけでなく、「この選手はスタートで行くタイプだな」「この選手が前にいるから後ろは抜きづらいぞ」という視点を持つと、レース展開を予想することができ、その予想をするのが楽しく、予想が的中したら最高に嬉しい瞬間が待っています。

ぜひ、今回ご紹介した現役選手たちの走りに注目して、ネット配信やレース場での観戦を楽しんでみてください!

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