埼玉県の県立高校の自称進学校に通っている娘は、学年順位も下位の方の底辺にいて、高校に入ってからほとんど勉強していないような子でした。
そんな娘が「東大、目指す!」って、それはさすがに厳しいでしょと思ったけど、とりあえず頑張れと言ってみた。
・東大:それは言わずとしれた日本の大学の頂点の東京大学
・全国各地の秀才達が幼少のころからコツコツと勉学を続けて、そして受験前には途方もない時間を勉強に費やしてたとしても合格は困難を極める、超難関大学
・東京の中心地にキャンパスがあり情報が集まりやすく、感性を磨くにも適しており、日本全国から秀才と天才が集まる東京大学は名実ともに日本の大学No.1
・能力の高い向上心のある仲間と都心の最高の環境で充実した大学生活を過ごすことができる。
この記事は、埼玉県の県立高校の自称進学校に通う娘が、東京大学の受験へ向けてのストーリーです。
今回は第1回目です。
娘が2022年7月に東大目指す宣言をしてから2022年9月までの状況を記載しています。
以降は都度、記事をアップしていき、2024年3月の大学受験合格発表までのストーリーをお届けしていく予定です。
ちなみに東京大学合格体験記ではありません。
実際にどの大学に合格し入学するのかは、現時点では分かりません。
あくまで東大志望の受験生の体験談ですので、ご理解のほどよろしくお願いします。
大学受験をしている高校生やその保護者の方の参考になれば幸いです。
娘のプロフィール(2022年7月時点)
・埼玉県の県立高校(自称進学校:偏差値60代)に通っている高校2年生
・学校での定期テストの順位は1年の頃から320位前後(約350人中)
・英語が苦手で数学が比較的に得意
・塾に通っていない
・学校の課題の未提出がたまにある
・水泳部に所属
・高校受験で燃え尽きて勉強へのやる気が全く見られない
・勉強習慣が全くできていない
・いつもスマホをいじって、手放せない
父親の僕自身は娘の大学受験へ向けての勉強を通じて大学受験について研究を始めました。
大学受験の研究が楽しくなって娘のために情報を調べてあげたりと、娘の受験勉強を応援している立場です。
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娘の高校2年生の7月までの状況
中学3年の時に高校受験に向けてあまり好きでもない(むしろ嫌い)勉強をハードにやり過ぎたせいか、高校に入ってからほとんど勉強しないで過ごしていました。
高校で勉強する量は中学の4倍とも言われているため、自主的に勉強する習慣がついていないと当然のごとく学校の勉強についていけずに、学校の成績も下位を超低空飛行している状況でした。
高校1年生のときは、スタディサプリを契約していましたが、ほとんど活用していなかったので、1年間で解約しました。
いつも学校から出される課題の多さに文句を言って、答えを写して提出したり、時には未提出であったりと勉強に対する姿勢はひどい状態でした。
時には学校がイヤすぎて休む日があったりと、学校を辞めてしまうのでは?と心配をする時もありました。
学校で受ける進研模試も偏差値40代と行ける大学があるかが不安になるような状況でした。
普段の生活もスマホが手放せずにダラダラと過ごして目標がなく、過ごしていました。
僕自身は、娘のやる気を出そうとなだめたり、叱ったりと色々試して見ましたが、ほとんど改善されないまま時が過ぎていった感じです。
勉強を全くしていない娘が突然「私、東大、目指す!」と言った
高校2年生の娘が東京大学を目指すと言ったのは、2022年7月、夏のことでした。
東京大学が実施している母校訪問でOBやOGが出身高校を訪問する機会で先輩の話を聞いたことがキッカケでした。
(その時の状況で、娘はそんなに話を聞きたくなかったのですが、友達に誘われて仕方なく行ったとのことです(笑))
娘が通っている高校は、数年に1~2名の人が東大に合格するレベルです。
影響を受けやすい娘は、実際に自分が通っている高校のOGから東大の話を聞いたとたん、東大の魅力に取り憑かれてしまいました。
そして家に帰ってくるなり
「私、東大、目指す!」
と突然宣言したのでした。
娘は東京大学のOGの話を私達に熱心に聞かせて、東京大学の魅力を語ってくれました。
この時から娘の東京大学合格を目指すストーリーが始まりました。
その時の僕と妻は、全く勉強していない娘が突然何を言い出すのかとビックリしたのを覚えています。
目標を紙に書いて部屋に貼る
僕が娘の東大合格を応援するために、最初にアドバイスしたのは、目標を紙に書いて部屋に貼るということです。
ありきたりではありますが、紙に目標を書いて貼ると達成できるのを聞いて、娘に言いました。
娘はA4の紙2枚に「東京大学 現役合格」と書いて自分の部屋の壁に貼りました。
「東京大学 現役合格」を宣言して紙に書いて部屋の壁に貼るという行為は、普通の人には恐れ多くて、簡単にはできないことですし、素直にスゴイと思いました。
当時の娘の成績や勉強習慣を考えても、無謀に思えるレベルであったことは、間違いありません。
東大目指すと宣言したものの、変わらない勉強への姿勢
「東京大学現役合格」という壮大な目標を掲げたので、娘は心を入れ替えて勉強に望むのかと思ったのですが、夏休みに入っても部活の水泳部の活動する以外はダラダラと過ごしている状況で、一向に勉強する気配はありませんでした。
やっていたことは、東京大学のことを調べたり、東大のオンラインのオープンキャンパスに参加したりと、自分が東大生になったらどうなるのかという夢を膨らますことに時間を費やしていました(笑)。
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無謀にもほどがある!?東進の東大本番レベル模試を受験
8月下旬に大手予備校の東進ハイスクールの東大本番レベル模試があることを知り、娘がパンフレットを持ってきました。
勉強をほとんどしていない娘のレベルでは、東大模試を受けてもほぼ解答できないと思いましたが、東大がどんな問題を出すのか知り、自分自身の現在の立ち位置を知るのも良い機会と考え、受けることを勧めてみました。
東進の東大本番レベル模試は、1日かけて実施する非常なハードな試験となるため、娘も迷っていましたが、自ら受けたいと言ってきましたので、模試を受けることにしました。
模試の結果は下の写真のとおりです。
第1志望に誤って理科三類と記入しています。(娘は理科二類を志望している)
440点中の23点、偏差値29.5のE判定でした。
東大の試験問題の圧倒的な難しさを肌で感じ、自分の現在地を否が応でも思い知らされた1日となったと思います。
学校の進路希望調査で東大志望と書く
夏休みが終わり、高2の秋時点における志望大学の調査がありました。
高2の春の時点では自分のレベルを考えて地方の公立大学の高知工科大学を志望校にしていました。
今回は東京大学を志望校に書いて、進路希望調査を提出しました。
娘の成績は東大を受験に向けたレベルに全く届いていない状況下での、東大志望だったため、担当の教師に「本当に東京大学に行きたいの?」と質問されたようです。
娘は、疑われたことに腹を立てたようですが、「はい、行きたいです。」と答えています。
学校の進路希望調査で東大志望と書いて提出した娘の勇気に感動しました。
無謀にも東大志望と書ける、娘の根拠のない自信が凄い。
「東大志望」と書いたことで、自他ともに東大合格に向けて勉強をしなければいけない状況になりました。
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勉強に対する焦りが出てきて、少しずつ変わり行動が変わり始める
勉強をほとんどしていなかった娘もさすがに学校の進路希望調査に東大志望と書いたことで、自分の中での勉強に対する焦りがようやく出てきました。
娘がこの頃から塾に行きたいと言って、塾探しや体験レッスンを受けていくことになります。
今回の記事でのストーリーはここまでとなります。
続きは、次の記事で紹介していきます。
娘が好きな河野玄斗の著書「シンプルな勉強法」
河野玄斗:東京大学理科三類現役合格、在学中に司法試験合格、公認会計士資格も持つ天才 ⇓⇓⇓
ここまでの教訓
大学に行っている先輩の話を聞いたり、オープンキャンパスに行く
高校2年生はいろんな体験もしたいし、将来にも期待や不安を持っている多感な時期です。
良くも悪くも影響を受けやすく、吸収や成長も早いです。
興味のあることや自分の学校の先輩の話などを見たり聞いたりするとイメージが湧いて、その気になったりして突然行動を起こしたりします。
オープンキャンパスに行ったり、大学進学セミナーなどに参加するのも良いと思いますよ。
娘の場合、そんなに話を聞きたくなかったのですが、友達に誘われて仕方なく行った東大OGの話をキッカケで東大を目指すことになっています。
何がキッカケでその気になるか分からないので、いろいろな体験をさせることが、行動に繋がるかもしれませんね!
目標を紙に書いて貼ったり、他の人に宣言する
何かに興味を持ってその気になったら、気持ちが冷めないうちに、目標を紙に書いたり、他の人に宣言するように促すと良いでしょう。
目標を紙に書いて部屋に貼ったり持ち歩くと常に脳へと目標がインプットされていきます。
他の人に宣言すると行動をしないではいられなくなります。
「東京大学 現役合格」と紙に書いてから、娘の意識は変わって来て、少しずつ大学受験への行動をし始めたと思います。
学校の進路希望調査で「東大希望」を出したことで、自他ともに東大を目指すことが認知されてあとに引けなくなったと思います。
次回は、娘が塾を選んで実際に通っている状況をお届けしたいと思います。
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