自分が本当に何をしたいのか分からず、モヤモヤした気持ちを持っていませんか?
自分に向いていることは何か?
頑張って希望した職場に就職したのに、やりがいが見出さない。
自分に向いていて本当にやりたいことがあるはずだと思っていても、答えがなかなか見つからないものです。
そんな悩みを持っている方におすすめの本があります。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
著者:八木仁平
- 大事なこと(価値観)
- 得意なこと(才能)
- 好きなこと(情熱)
の3つを掛け合わせて重なるところが本当にやりたいこととなります。
その3つの要素を質問に答えて整理するWORKをすることにより、自分自身の本当の姿がみえてきます。
僕自身はこの本に書かれているメソッドを2021年1月に実施しました。
WORKを実践するのはそれなりに時間はかかりますが、
自分自身と向き合うことによって、感覚的な部分を言語化し整理できて、
こころのモヤモヤが少しずつ晴れていく感じがしました。
全てを終えると自分の軸ができて、迷いが少なくなり、
やりたいことへの集中力が高まりました。
はじめの一歩を踏み出すためのまとめ記事はこちら⇓
【普通の人でも行動できる!】人生を変える一歩目の踏み出し方(ロードマップ)
大事なこと(価値観)とは人生の方向を決めるベースとなるもの。
自分自身の大事なこと(価値観)を理解して、それにそって行動をすると、
普段の行動が、
- 楽しく感じられる
- 生き生きしている
- やる気が出る
- 自然体でいられる
といった具合に、非常にいい状況になります。
その要素は、
- 生まれ持った自分の性質(性格)
- 自分自身が過ごした環境
- 自分自身の経験
となっていて、その要素によって個人としての価値観が作られています。
価値観のWORKの一例を紹介します。
WORKの質問
引用元:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
・今の社会には何が足りないと思いますか?
僕の回答
・物事をもっとシンプルにできないものだろうか。
各種申請が複雑で面倒なものが非常に多い。
・間違えたら素直に謝り、それを許す心
失敗しても認めない、あるいは失敗した人をたたく風潮は気分が良いものではない。
・既得権益を守りすぎず、未来へ投資
高齢化社会なのは分かるが、このままでは衰退していく。
導き出される価値観
・シンプル 簡素でスッキリした生活を送る。
・許し 他人を許しながら生きる
・変化 変化に富んだバラエティ豊かな人生を送る
・発見 新しいものごとを見つけ出す
他にもたくさんの質問が用意されていて、それを回答することによって、
自分自身の価値観が見えてきます。
導出された価値観を整理し、優先順位を決めることによって、
自分がどんなことをしたときに
喜びやワクワク
といった良い状況で過ごせるかが分かります。
グッドポイント診断の記事についてはこちら
【自分を知ろう!】グッドポイントなら無料で診断《5つの自分の強み》
得意なこと(才能)は自分でも気づいていない自然とできていること
得意なこととは、
成果を出すために使える無意識な思考・感情・行動パターン
です。
誰もが持っているそれぞれの人のクセを長所として活かすことが、得意なこと(才能)となります。
例えば、「慎重」といったクセがあった場合、
「仕事のスピードが遅い」といった短所に目が行きがちですが、
「丁寧な仕事」という長所があります。
人のクセは得意なこと(才能)に繋がっていて、
それを長所として捉えることができれば、
自分の能力を発揮しやく結果も出やすくなります。
今までの人生では、短所を克服して、欠点を無くす努力をしてきたこと多いのではないでしょうか?
これは、学校教育や社会の在り方によるもので、そう言われて育ち、自分自身もそのように思い込んでいるからです。
しかしながら、短所を克服する努力は苦しく、自己否定になりやすいものです。
短所を無くそうとするのではなく、長所として捉えて、才能を活かす努力をしましょう!
× 自分を変える努力
引用元:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
〇 自分を活かす努力
才能とはもともと自分に備わっているものです。
- 自分自身のクセ
- あまり努力もしないでできてしまうこと
- 他の人はできないけど自分では普通にできること
こういったものは、日ごろ意識しないでしていることなので、自分自身ではそれが得意なこと(才能)と気が付いていないことが多いと思います。
本書を活用して自分の中にある才能を紐解いていくのは、自分への気付きとなり、とても面白い作業になると思います。
好きなことは自分の興味のあること
「好きなこと」とは興味・好奇心を感じる分野です。
自分が興味・好奇心を感じる分野については、誰から無理に押し付けられてやるのではなく、
自分自身が自らやりたくてやっている状況になります。
そんな分野を仕事にできれば最高ですよね。
ただし、好きなことを仕事にする場合にも注意が必要です。
例えば、僕はサーフィンが好きです。仮にサーフィン関連のブランド会社に就職したとします。
そこで、サーフィン関連の商品の営業を担当した場合、
僕は営業は苦手で、人に会って物を売り込むようなことは、得意ではありません。
好きな分野でも自分が苦手なことをやっている状況になってしまうとモチベーションは上がってきません。
僕がサーフィンの好きなことは、サーフィンの波乗りを楽しむことであり、
その楽しさを伝えたり、サーフィンの研究をしたりするのが好きです。
こういったことを仕事にする場合は、
サーフィンに関するサービスを考えてみたり、
ブログでサーフィンの楽しみ方、グッズ、魅力を紹介したり、
サーフィンの初心者に基礎的なことを教えてあげたり、
するとやる気をもって仕事に取り組むことができます。
好きなことを仕事にするときは
引用元:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
「(その分野の)どんなところが好きなのか?」もセットで考える
もう一つ注意点があります。
好きな分野を「役に立つから好き」と勘違いしてしまう点です。
役に立つことは、合理的であり、お金を稼ぐには適しているので重要な事項でありますが、
それは手段(ツール)として考えてください。
世の中は役に立つことをガンガンやりましょうと責め立ててきます。
僕も価値観に合理的や効率的といったものがあるため、
「役に立つから好き」というのが染みついていて、
好きな分野に役に立つことが入っていましたが、
それを中心に捉えて実践しましたが、モヤモヤしてしっくりこないことがわかりました。
自己理解においては、純粋に「興味があるから好き」を見出すようにしていきましょう。
自分でも気が付かずに「役に立つから好き」になってしまうので、気を付けてください。
× 役に立つから好きなことを仕事にする
引用元:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
〇 興味があるから好きなことを仕事にする
本当にやりたいことを決めて本当の自分を生き始める
「好き」と「得意なこと」を掛け合わせて「やりたいこと」をリストアップします。
例えば僕の場合ですと、
・好きが「サーフィン」で得意なことが「行動から学ぶ」、「分かりやすく整理して説明する」
を掛け合わせて、やりたいことを
・実際にサーフィンをしながら学ぶ
・サーフィンを整理して説明する
を導きだしました。
そこに自分の価値観を組み合わせると本当のやりたいことが見えてきます。
僕の価値観は「夢中」が一番になっています。
そこから導き出す僕の本当にやりたいことは、
・実際にサーフィンに夢中になってやりながら、あらゆることをサーフィンを通じて感じて学び、
サーフィンに関しての魅力や楽しみ方を相手に届けて、サーフィンに夢中になってもらう。
となりました。
この本当にやりたいことで、「ありがとう」をもらえれば、仕事としてやっていくことができます。
そのために自分に足りないことが何かというギャップを埋めていくことが、実際に自分がやっていくこととなります。
やりたいことが見つかれば、自然と必要な情報に気が付きやすくなり、実現のための手段は見つけることができます。(カラーバス効果)
「やりたいこと」探しを終わらせると、
引用元:世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
最高の人生がスタートする。
二度とぶれない「自分軸」を見つけよう!
何気なく、自分の好きなことは何かと考えても、自分の心にしっくりくることはありません。
いろんなことを体験することは、大切ですが、自分の軸がないと本当にやりたいことに出会う確率は激減してしまいます。
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方を実践してWORKをして自分の考えを整理すれば、自分の本当にやりたいことを見つけることができます。
そしてその過程で考えた思考や導き出した、
- 大事なこと(価値観)
- 得意なこと(才能)
- 好きなこと(情熱)
これこそが自分の人生を歩む上での自分軸となってくれます。
はじめの一歩を踏み出すためのまとめ記事はこちら⇓
【普通の人でも行動できる!】人生を変える一歩目の踏み出し方(ロードマップ)
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