やりたいことが分からなかったら本屋に行こう!
そういったことを聞いたことがありませんか?
本屋には、あらゆるジャンルの本が置いてあります。それらを意識的に探していれば、自分の興味があることが見つかる可能性があります。自分が今まで知らなかった分野に惹かれるかもしれません。
本屋での具体的なやりたいことの探し方は次のとおりです。
- 全てのジャンルを見る(普段見ないところも見る)
- 目次、前書き、あとがきを読む
- 気になった理由を考えてみる
- やりたいこと探しの注意点
- 子供の本やマンガは優しい参考書
- 図書館の活用法
本記事では、やりたいことがなかなか見つからないと言う人へ本屋での具体的なやりたいことの探し方について解説します。合わせて図書館の活用法についても解説します。
はじめの一歩を踏み出すためのまとめ記事はこちら⇓
【普通の人でも行動できる!】人生を変える一歩目の踏み出し方(ロードマップ)
全てのジャンルの本を見る(普段見ないところに新しい発見)
普段、本屋に行くときは自分の興味があるジャンルの棚に行って本を探すと思いますが、やりたいこと探しの場合は、全てのジャンルの本を見ましょう。
本屋に入って、まずはじめに目に付くのが、売れ筋ランキングの棚です。今どんなことが流行っているのかを参考にしつつ、自分に興味があれば、チェックしましょう。ただし、世の中のランキングと自分の興味を合わせる必要は全くありません。
本屋の通路の周りかたは、本屋のはじからすべての通路を通るようにしてください。何気なく歩くとどの通路を通ったかわからなくなります。
また、通路を通る際は、右と左の両側の棚はそれぞれ片側ずつ見ましょう。時間短縮のために左右同時に見るとまともに情報を取れません。
何に自分が反応するかは分かりません。新しい自分の発見のために全ジャンルを見ましょう!
本棚の前に立ち止まって最初に見るのが、その棚が何のジャンルの本が置いてあるのかを確認します。
次に平積みされている本(売れ筋または新しいの本)を見て、自分の興味を引くものであれば、実際に手に取って見ましょう。棚に入っている本のタイトルも見ても良いでしょう。
興味が湧かない場合は、次の棚へ移ってください。
それなりに時間がかかりますが、予想外の分野で自分が興味をもつこともあります。
新しい自分の発見と思えば楽しくやれると思います。
表紙(タイトル)、目次、前書き、あとがき、筆者の情報を見る
興味のある本があったら、実際に手に取ってみましょう。
その際に見るポイントは次の5つです。
- 表紙(タイトル)を見て、どんな本か想像
- 目次を見て、どんな内容が書かれているかを把握
- 前書きを読んで、筆者が何を伝えたいかを知る
- あとがきを読んで、本のまとめを確認
- 筆者の情報を見て、どのような経歴かを確認
まずは、表紙と目次だけでも確認しましょう。自分が面白いとか気になるとか感じれば、前書き、あとがき、筆者の情報を読んでみて、更に知りたいと興味をもったならば、やりたいことの候補として、その分野を入れていきましょう。
本は欲しいと思えば購入すれば良いですし、保留にしてその分野についていろいろ調べてからでも問題ありません。
【参考】自己理解に関しての記事はこちら⇓
その本が気になった理由を考えてみる
気になった本が見つかったら、なぜその本が気になったのか、その理由を考えてみましょう。
- 本のデザインが気になったのであれば、そのデザインのどの部分が気になったのか考える
- 著者が気になったのであれば、その著者の有名なのか、経歴なのか、考える
- タイトルが気になったのであれば、キャッチコピーのどの部分に惹かれたのか考える
- その本の分野が気になったのであれば、どうしてその分野が気になったのか考える
気になったことを自己分析することで、自分自身が何に興味があるかが見えてきます。
時間はかける必要はありません。ちょっとだけ考えてみましょう。
例えば、
・「東京改造計画」 著者:堀江貴文
こちらの本が気になったとします。
この本を見たときに「東京改造計画」というタイトルが気になったします。
このときに気になる部分は、人によって違います。
- どんな風に東京を改造するのだろうか?
- 僕も東京を改造したい!
前者は、「ただ単に内容を知りたい人」で、後者は、「実際に自分も東京改造を実践したい人」になります。
自分がどのような観点で気になったかが分析できれば問題ありません。
やりたいこと探しの注意点
その本が気になった理由が次の場合は、本当の自分の興味ではないと考えて良いでしょう。
- 役に立ちそう
- 著者が有名人
- ただ単に内容が知りたいだけ
- 他の人がやっているから(話題だから)
- 人に勧められた
特に気をつけたいのが、「役に立ちそう」と自分の興味があるを勘違いしやすい点です。
例えば、「プログラミングは役に立ちそうだから覚えたい」は本当に興味があることではありません。
それに対して「プログラミングを覚えてスマホのアプリを作ってみたい」は興味があることです。
役に立ちそうなのことは、スキルの場合が多いです。やりたいことを実践する上で必要であれば身につければ良いものです。やりたいこと探しにおいては、「役に立ちそう」は除外しましょう!
「著者が有名人」、「ただ単に内容が知りたいだけ」、「他の人がやっているから(話題だから)」、「人に勧められた」が理由の場合は、始めのキッカケとして、その分野の本を手に取ってみることは良いと思います。
実際に本を手に取った時に、自分がどう感じたのかを考えて、本当に興味があることか見極めることが大事です。
本当の自分の興味を見つけるためのポイントは、
- 自分でやってみたい
- 面白そう
- 何故かすっごく気になる
といったことが、感じられれば、本当の自分の興味があることの可能性が高いです。
本当の自分の興味を見極める上で「その本が気になった理由を考えてみる」が役に立ちます。
子供の本やマンガは優しい参考書
やりたいこと探しに子供の本を見るのもおススメです。
子供向けに仕事を紹介している本があります。子供でも分かるように仕事内容が書かれているので、簡単に気になった分野の概要を理解できます。
マンガもおススメです。マンガから興味を持ったことがある人も多いのではないでしょうか?
感情移入がしやすいですし、自分が読んでいるマンガの中で気になることがあれば、調べてみると興味があることが見つかるかもしれませんね。
勉強する気にさせてくれるマンガ「ドラゴン桜」はおススメです。
図書館の活用法
図書館のメリットは本を無料で借りられることです。
気になった分野の本があれば、とりあえず借りて読んでみると、自分がその分野に興味があるかどうかがわかってきます。
また、図書館には新聞があります。
最近では新聞を取っていない方も多いのではないでしょうか。
新聞の記事を読まなくても良いので、見出しだけでもチェックして、気になったものがあったら読んでみて面白そうなら、その分野の本を借りるという方法もできます。
図書館にない本もリクエストして入荷してもらうことも実はできます。
本を借りる場合もインターネットで予約して取り置きもできるので、実は結構、利用価値があります。
今まで図書館を利用していなかった人は、是非利用しましょう!
まとめ
本がやりたいこと探しに役に立つことが理解できたでしょうか?
ショッピングモールやTSUTAYAなどに本屋はあり、普段の生活圏内で行くことができます。
時間があるときに、気軽に寄って、1列ずつでも本屋の本をじっくり見ていくのも良いのではないでしょうか?
ビビっとくる本に出合えるかもしれません。
それが、新しいスタートになる可能性を秘めています。
今日の仕事帰りや買い物ついでに本屋に立ち寄って、普段と違った本の見方をしてみませんか?
はじめの一歩を踏み出すためのまとめ記事はこちら⇓
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