共通テスト50%(5割)だった、やばい!
学力はあまり無いけど、とにかくどこでもいいから国公立大学に行きたい人もいるのではないでしょうか?
理系工学系で国公立大学の最底辺クラスはどの程度の学力で合格できるのか?
どんな大学があるのか?
それぞれの大学について紹介します。
この記事の対象者は受験生やその保護者で、次に該当する方です。
- 共通テストの得点率が50%(5割)くらいだった人
- 国公立大学(理系の工学系)の最底辺クラスはどんな大学か知りたい。
この記事で得られる情報
- 国公立大学(理系の工学系)の最底辺クラスの室蘭工業大学、北見工業大学、三条市立大学、琉球大学の合格レベルや特徴、立地を紹介し、どんな人に向いているかを知ることができる。
- 番外編として国公立最底辺クラスより入学しやすい?職業能力開発総合大学校の情報を知ることができる
合わせて読みたい
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国公立大学(理系工学)の最底辺クラスはどのくらいの学力で合格できるのか?
国公立大学(理系工学)の最底辺クラスには実際にどのくらいの学力で合格できるのでしょうか?
河合塾の「2024年度入試難易予想ランキング表(国公立)【工学】」によると、
・共通テストボーダー得点率:49%以下
・2次試験偏差値:45以下
の大学が8大学11学科(筑波技術大学を除く。)あります。
この辺りの大学が国公立大学(理系工学)の最底辺クラスと言えるでしょう。
共通テスト5割とれれば、合格の可能性があるならば、もともとの基礎学力にもよりますが、努力次第では合格を勝ち取ることができるレベルと言えると思います。
なお、その中で最も数値上で低いのは、北見工業大学 工学部 地域未来デザイン工学科の前期テストは共通テストボーダー得点率40%、2次試験なしです。
室蘭工業大学 理工学部 創造工学科 夜間の共通テストボーダー得点率40%、2次試験偏差値35も夜間大学ですが一番下となります。
国公立大学の理系工学系は私立大学の半額以下の学費で、研究力も高く、就職も良いのでコスパとしてはかなり良いですので、最底辺クラスでも行く価値は十分にあると思います。
それぞれを解説していきます。
↓↓↓ 理系進学先選びで失敗しないために。国公立大学と私立大学のメリット・デメリット徹底比較 ↓↓↓

航空宇宙の研究に秀でている室蘭工業大学
北海道の室蘭市に位置する室蘭工業大学を紹介します。
室蘭工業大学の入試情報
前期試験
◯共通テスト:850点
・国語:100点
・数学:数Ⅰ、数ⅠA、数Ⅱ、数ⅡB、簿記、情報から2科目:200点
・理科:物理基礎、化学基礎、生物基礎、物理、化学、生物から選択、「基礎2科目+発展1科目」または「発展2科目」同一名称の組み合わせ化(創造工学科は物理必須):300点
・外国語:英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1(リスニングを課す):200点(リスニング100点)
・地歴・公民:世界史A、日本史A、地理A、世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政経、「倫理・政経」から1科目:50点
◯2次試験:220点
・数学:数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ:200点
・調査書:20点
◯共通テストボーダー
・理工学部 創造工学科:50%
・理工学部 システム理化学科:48%
◯2次試験偏差値
・理工学部 創造工学科:40
・理工学部 システム理化学科:40
◯合格最低点
・理工学部 創造工学科
・共通テスト:366点(850点満点)
・2次試験:27点(220点満点)
・合計点:538.5点(1070点満点)
・理工学部 システム理化学科
・共通テスト:376点(850点満点)
・2次試験:53点(220点満点)
・合計点:535点(1070点満点)
共通テストで5割の425点だった場合は、2次試験で120点くらい取れば合格最低ラインを超えることができる計算になりますね。(2023年度の場合)
共通テスト配点の理科が300点と多いのと2次試験が数学のみとなっていますので、数学と理科の点数を取れるように勉強する必要があります。


室蘭工業大学の特徴
国立の単科大学で理工学部の創造工学科とシステム理化学科の2学科の構成です。
創造工学科は、建築土木工学コース、機械ロボット工学コース、航空宇宙工学コース、電気電子工学コース、機械系コース(夜間主コース)、電気系コース(夜間主コース)の6コースがあります。
システム理化学科は、物理物質システムコース、化学生物システムコース、数理情報システムコースの3コースがあります。
室蘭工業大学の強みは、航空宇宙機、希土類材料、コンピュータ科学分野に代表されます。 それぞれ、外部資金の獲得、国際的な共同研究、世界水準の研究実績を上げています。
特に航空宇宙の分野は有名で北海道白老町には全国でも珍しいロケットエンジン実験場を持ち、宇宙航空研究開発機構(JAXA)やホンダの研究開発子会社、本田技術研究所と連携しています。
ホリエモンこと堀江貴文氏も室蘭工業大学とロケットを共同研究しているくらいです。
「価値ある大学 就職力ランキング2023-2024」が知力・学力分野で全国8位を獲得するなど就職力も高いです。
室蘭工業大学の立地
北海道の地方都市の室蘭市に位置しています。
都会の生活はできませんが、東室蘭駅周辺は多少のお店や施設があるので、生活に困るようなことは無さそうです。
雪が降っていなければ自転車でも生活ができそうですが、冬場は自転車は厳しいようです。
車を持っていれば、大学生活を充実させられそうですね。
室蘭工業大学の周辺
大学周辺にはコンビニや飲食店が少々あるくらいで、スーパーマーケットも徒歩20分くらいと、少し遠いです。
大学の生協には食品も置いてありますのでそちらを利用している人も多いようです。
周辺には娯楽施設はないので、遊びに行きたい場合は東室蘭駅まで出る必要があります。
室蘭工業大学の最寄り駅1:鷲別(わしべつ)駅(JR室蘭本線)
鷲別駅まで徒歩32分、自転車11分(約2.1km)
鷲別駅は無人駅で周辺はスーパーがあるくらいで栄えてはいませんのであまり行かないと思われます。
室蘭工業大学の最寄り駅2:東室蘭駅(JR室蘭線、JR室蘭支線)
東室蘭駅までバス20~30分(路線多数)
東室蘭駅は、地方都市のターミナル駅でバスターミナルも近くにあります。
また、イオンショピングセンターもあり、生活に必要なものを揃えたり、娯楽などもあるので、東室蘭駅を中心として買い物やリフレッシュに出かけることになると思います。
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室蘭工業大学から札幌へのアクセス
・JR特急 約1時間30分(東室蘭駅~札幌駅 ¥4690)
・高速バス 約2時間10分(工大前(大学前のバス停)~時計台前(札幌中心地)¥2500)
・車 約1時間40分(高速道路利用 ¥3350)+ガソリン代¥4000+駐車場代(1000~2000円程度)(下道利用 約2時間50分)
高速バスなら大学の前から乗れて、札幌の中心地に降りることができて値段も安いのでオススメです。
2時間ちょっとで札幌へ行けるなら、週末に遊びに行ってもいいですよね。
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室蘭工業大学から新千歳空港へのアクセス
・JR特急 約1時間(東室蘭駅~新千歳空港駅 ¥3060)
・高速バス 約1時間40分(東室蘭駅東口~新千歳空港国内線 ¥1950)
北海道以外の場所に行くには飛行機の利用が基本です。
新千歳空港からですと日本全国の主要都市へ直行便があるので便利です。
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フェリーを利用して本州との行き来
北海道から本州へ渡る方法としてフェリーがあります。
車やバイクなどの場合はフェリーが無いと行けませんし、人だけの場合は値段も安く、寝ている間に移動ができるので、行き先によっては良い移動手段の選択肢だと思います。
室蘭、苫小牧、小樽、函館からそれぞれフェリーが出ています。
主な航路として室蘭〜青森、苫小牧〜仙台〜名古屋、苫小牧〜大洗(茨城)、小樽〜舞鶴(京都)、小樽〜敦賀(福井)、函館〜青森などがあります。
室蘭工業大学がオススメの人
室蘭工業大学がオススメの人は、都会に対しての憧れがなく地方都市でも楽しみながら、自分がしたい勉強を頑張れる人です。
前述したとおり、航空宇宙の分野の研究は特に有名ですので、将来ロケットの打ち上げ事業の一翼を担いたい人には非常に魅力的な大学と言えるでしょう。
また、北海道は自然が多く観光地も沢山あり食事も美味しいので、大学時代に大自然を満喫して北海道旅行を楽しみたい人にも向いているでしょう。
逆に注意点は次のとおりです。
工学系の単科大学なので男女比率が9:1くらいなのと、他学部がないので多様性はありません。
世間の言うキラキラした大学生活を目的に室蘭工業大学へ入学するとイメージと全く違うので注意しましょう。
また、北海道の冬の寒さは想像以上ですし、雪が降るので自転車に乗れなくなります。
冬の寒さや雪に耐えられない人には向いていません。
北海道の大自然に囲まれた中で地球環境について研究する北見工業大学
北海道の北見市に位置する北見工業大学を紹介します。
北見工業大学の入試情報
前期試験
◯共通テスト(前期):1000点
・国語:100点
・数学:数Ⅰ、数ⅠA、数Ⅱ、数ⅡB、簿記、情報から2科目:300点
・理科:物理基礎、化学基礎、生物基礎、物理、化学、生物から選択、「基礎2科目+発展1科目」または「発展2科目」:300点
・外国語:英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1(リスニングを課す):250点(リスニング62.5点)
・地歴・公民:世界史A、日本史A、地理A、世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政経、「倫理・政経」から1科目:50点
◯共通テスト(後期):500点
・国語:50点
・数学:数Ⅰ、数ⅠA、数Ⅱ、数ⅡB、簿記、情報から2科目:100点
・理科:物理基礎、化学基礎、生物基礎、物理、化学、生物から選択、「基礎2科目+発展1科目」または「発展2科目」:100点
・外国語:英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1(リスニングを課す):200点(リスニング 50 点)
・地歴・公民:世界史A、日本史A、地理A、世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政経、「倫理・政経」から1科目:50点
◯2次試験(前期):なし
◯2次試験(後期):500点
・数学:数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ:300点
・理科:物理・物理基礎または化学・化学基礎から1科目:200点
◯共通テストボーダー(前期後期)
・工学部 地球環境工学科:40%
・工学部 地域未来デザイン工学科:42%
◯合格最低点(2023年度)
・工学部 地球環境工学科
前期:共通テストのみ:400.25点(1000点満点)
後期:総合(共テ、個別の記録なし):308.25点(1000点満点)
・工学部 地域未来デザイン工学科
前期:共通テストのみ:398.5点(1000点満点)
後期:総合(共テ、個別の記録なし):272.75点(1000点満点)
前期の共通テストで4割で合格最低点です。
数学、理科、英語の配点がかなり多くなっているので、その3教科を主体に勉強すると良いでしょう。
後期でも共通テスト4割でも合格の可能性が十分にある貴重な大学なので、後期の滑り止めとして受ける方法もあると思います。
大学ホームページの合格者の2023年度実績を確認したところ、一般選抜の倍率が1.1倍とかなりの不人気ぶりでした。
地域未来デザイン工学科の後期は受験者120名で合格者120名の全員合格という状況でした。
2024年度は反発する可能性もありますが、かなりの穴場と言えるでしょう。


北見工業大学の特徴
国立の単科大学で工学部の地球環境工学科と地域未来デザイン工学科の2学科の構成です。
地球環境工学科は、エネルギー総合工学コース、環境防災工学コース、先端材料物質工学コース、地域マネジメント工学コース(地域未来デザイン工学科と共通)の4コースがあります。
地域未来デザイン工学科は、機械知能・生体工学コース、情報デザイン・コミュニケーションコース、社会インフラコース、バイオ食品工学コース、地域マネジメント工学コース(地球環境工学科と共通)の5コースがあります。
北見工業大学の特徴は、2学科8コースと工学系のコースがかなり多いことが挙げられます。
各コースへの配属は2年生からですので、1年の時に自分の興味がある分野を見つけて選考することができるのは良いですね。
特に地域特性である寒冷地の研究や地方の地域デザインなどの分野の研究ができるので、興味がある人には向いています。
北見工業大学の立地
北海道の道東の地方都市の北見市に位置しています。
夏は30℃、冬はー30℃の1年間の気温差が60℃の厳しい自然環境の場所です。
都会の生活はできませんが、北見駅周辺は多少のお店や施設があるので、生活に困るようなことは無さそうです。
雪が降っていなければ自転車でも生活ができそうですが、冬場は自転車はもちろんのこと、歩きでも寒さはかなり厳しいようです。
車を持っていれば、大学生活を充実させられそうですね。
北見工業大学の周辺
大学周辺にはスターバックスがすぐ近くにあるのが嬉しいですね。
飲食店も少々あるようです。
ただしそれ以外はコンビニが徒歩15分、スーパーマーケットが徒歩18分と近くにはなく、その他のお店もあまり無いような状況です。
大学の生協には一通り揃っているので、そちらを活用するのが良さそうです。
北見工業大学の最寄り駅1:柏陽(はくよう)駅(JR石北本線)
柏陽駅まで徒歩17分、自転車6分(約1.3km)
柏陽駅は無人駅で周辺はスーパー、コンビニ、ダイソーがあるくらいで栄えてはいません。

北見工業大学の最寄り駅2:北見駅(JR石北本線)
北見駅までバス約10分
北見駅は、北見市の中心的な駅でバスターミナルもあります。
また、パラボというデパートが駅のすぐ近くにあります。
居酒屋やカラオケ店などはそれなりにあるようです。
北見工業大学から札幌までのアクセス
・JR特急 約4時間30分(北見駅~札幌駅 ¥9130)
・高速バス 約5時間(夜行は6時間)(北見駅)~大通り公園(札幌中心地)¥5000(学割、時期による)(バス会社は数社あり、要確認)
・車 約4時間5分(高速道路利用:料金は要確認)(下道利用 約5時間40分)
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北見工業大学から女満別空港へのアクセス
・路線バス約40分(工業大学入り口(大学から徒歩10分)~女満別空港 ¥1200)
女満別空港は札幌便と羽田便の2航路のみです。
高速バスが値段も安いのでオススメです。
北見工業大学から新千歳空港へのアクセス
・JR特急 約5時間19分(北見駅~新千歳空港駅 ¥9810)
・高速バス 約5時間55分(北見バスターミナル(北見駅前)~新千歳空港国内線 ¥4800(学割))
北海道以外の場所に行くには飛行機の利用が基本です。
新千歳空港からですと日本全国の主要都市へ直行便があるので便利です。
北見工業大学がオススメの人
北海道の大自然の中で勉強に集中したい人に向いています。
北海道の道東は、北海道の中でもかなり自然が多い地域ですので、都会より田舎の方が好きな方には大自然の中でしか体験できないことがあったり、美味しいものも食べられたりと最高なのではないでしょうか?
勉強としては、寒冷地の研究や地域の問題を解決する工学も学べますので、興味がある人にオススメです。
注意点は冬は半端なく寒いことです。
-30℃の世界は体感したことがありませんが、寒さに弱い人には耐えられない寒さだと思います。(家の中は暖房がとても効いて暖かいようですよ!)

新しい施設で少人数で勉強できる三条市立大学
新潟県三条市に新しくできた小規模の工学系の単科大学の三条市立大学を紹介します。
三条市立大学の入試情報
前期(中期)試験A区分
◯共通テスト:500点
・国語:125点
・数学:数ⅠA、数ⅡBから2科目:125点
・理科:物理、化学、生物から2科目:125点
・外国語:英語(リスニングを課す):125点(リスニング62.5点)
◯2次試験A(前期):200点
・数学:数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ:120点
・理科:物理・物理基礎:80点
前期(中期)試験B区分
◯共通テスト(前期):200点
・国語:50点
・数学:数ⅠA、数ⅡBから2科目:50点
・理科:物理、化学、生物から2科目:50点
・外国語:英語(リスニングを課す):50点(リスニング62.5点)
◯2次試験A(前期):500点
・数学:数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ:300点
・理科:物理・物理基礎:200点
◯共通テストボーダー(前期)
・工学部 技術・経営工学科(A区分):50%(中期:61%)
・工学部 技術・経営工学科(B区分):48%(中期:56%)
◯合格最低点:情報無し。
共通テストで社会がないので、受験勉強への負担は軽くなります。
A区分は共通テスト重視、B区分は2次重視の配点となっていますので、共通テストの結果や2次試験の数学、物理の得意・不得意などから選ぶと良いでしょう。
公立中期日程の受験は倍率が高くなっていて、合格ラインが一気に上がるので要注意です。


三条市立大学の特徴
2021年4月に開校したばかりの新設の大学なので施設も非常に新しくキレイで卒業生はまだ出ていません(2023年12月現在)。
工学部技術・経営工学科の1学部1学科の単科大学で1学年約80人の小規模の大学です。
機械工学を中心に材料工学、情報・制御工学、電気・電子工学の4つの工学を複合的に学べます。
また、複合的にマネジメントを学び、アイディアの実現可能性を高めます。
新潟県三条市の地域「燕三条」は日本有数のものづくり技術の集積地で地域の企業との連携による「産学連携実習」により学んだことを実際に活かした実習ができます。
三条市立大学の立地
新潟県三条市の燕三条駅(新幹線も停車)から徒歩約10分であり、駅のすぐ近くにはイオンもあるので地方としてしては好立地です。

三条市立大学の周辺
大学周辺には目立ったお店はありませんが、徒歩10分くらいの場所にイオンモールがあるため、そこで買い物から娯楽ができるので、困ることはありません。
大学の生協や食堂、図書館、体育館などがコンパクトにあるので、学内で移動を少なく過ごせます。
三条市立大学の最寄り駅:燕三条駅(JR上越新幹線、JR弥彦線)
燕三条駅まで徒歩約10分で新幹線と在来線の2線利用は便利です。
そこまで大きな駅ではありませんが、駅のすぐ近くにイオンがあるのが便利です。
イオンには映画館もあります。
駅周辺に多数の飲食店や道の駅もありますので、大学から駅周辺の徒歩10分圏内でコンパクトに生活ができます。
三条市立大学新潟へのアクセス
・JR弥彦線 約1時間19分(燕三条駅~新潟駅 ¥770)
・JR上越新幹線 約11分(燕三条駅~新潟駅 ¥1650)
新潟は新潟県の中心都市で栄えているので、週末に遊びに行ってもいいですよね。
三条市立大学から東京へのアクセス
・JR上越新幹線 約2時間弱(燕三条駅~東京駅 ¥8190)
・高速バス(夜行) 約6時間(燕三条駅~バスタ新宿ほか ¥4000前後)
東京でしかやっていないイベントや東京にしかないレジャースポットなどもあるので、たまに遊びに行けるレベルのアクセスだと思います。
また、就職活動で東京へ行くこともあると思います。
三条市立大学がオススメの人
新しい施設でコンパクトに大学生活を送りたい人に向いています。
大学が1学年80人とコンパクトで小規模なので、ほとんどの人の顔と名前が一致するのではないでしょうか?
また施設もコンパクトにまとまっているため、大学内での移動距離も少なくて済みます。
生活圏も徒歩10分圏に最寄り駅、イオン、飲食店などが揃っているので、冬場の雪の時でも徒歩圏で生活が可能なのは、便利ですよね。
デメリットは上記の逆の状況と言えます。
人数が少ないので多様性がなくなります。
ずっと狭い地域で同じ人達ばかりと過ごすので飽きてしまう可能性があり、人間関係が上手くいかなかった時でも人数が少ないので、ずっと付き合いを続けないといけない場合があるかもしれません。
生活圏もコンパクトにまとまっているのは楽な一方で、マンネリ化したり、周りの人も同じエリアで同じ行動をしがちなので、近場だと知り合いに会ってしまう可能性はあります。
知っている人がいない場所でゆっくりと一人で過したい時は、燕三条から離れた方が良さそうです。
総合大学のように他学部の人と交流したり、都会の生活をしたい人には向いていません。
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総合大学最後の砦、琉球大学
沖縄県西原町に位置する琉球大学を紹介します。
勉強だけでなく、他学部の人達と交流したり大規模な学園祭をしたりと華やかな大学生活に憧れている人も多いと思います。
そのイメージは総合大学での大学生活となります。
工学系の総合大学で入試の難易度が最も低いのは、琉球大学となります。
琉球大学の入試情報(工学部工学科)
前期試験
◯共通テスト:1000点
・国語:200点
・数学:数ⅠA、数ⅡB:300点
・理科:物理必須+「化学基礎、生物基礎、地学基礎から2」または「化学、生物、地学から1」:200点
・外国語:英語、ドイツ語、フランス語、中国語、韓国語から1(リスニングを課す):200点(リスニング100点)
・地歴・公民:世界史B、日本史B、地理B、現代社会、倫理、政経、「倫理・政経」から1科目:100点
◯2次試験:650点
・数学:数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ:300点
・理科:物理基礎・物理:200点
・調査書:150点
◯共通テストボーダー
・工学部 工学科:48%
◯2次試験偏差値
・工学部 工学科:40
◯合格最低点
・工学部 工学科
・共通テスト:403点(1000点満点)
・2次試験:188.5点(650点満点)
・合計点:734点(1650点満点)
共通テストで5割の500点だった場合は、2次試験で234点取れば合格最低ラインを超えることができる計算になりますね。(2023年度の場合)
共通テスト配点の数学が300点と多いのと2次試験が数学と物理となっていますので、数学と理科の点数を取れるように勉強する必要があります。
なお、後期は共通テストで63%と一気に跳ね上がるので、難しいです。


琉球大学の特徴
琉球大学は沖縄県西原町に位置している総合大学です。
人文社会学部、教育学部、医学部、農学部、国際地域創造学部、理学部、工学部の7学部があります。
キャンパスは医学部が上原キャンパス、それ以外の学部が千原キャンパスとなっています。
総合大学で他学部の学生とも交流しながらサークルや学園祭などのイベントに参加して大学生活を満喫できるのは、世間一般の大学生のイメージと近いので、憧れる大学生像の一つだと思います。
琉球大学は沖縄県だけではなく全国各地からの入学者が多いのも魅力です。
亜熱帯の東シナ海に位置しているため亜熱帯や海洋に関する研究が盛んに行われています。
工学部は、機械工学コース、エネルギー工学環境コース、電気システム工学コース、電子情報通信コース、社会基盤デザインコース、建築学コース、知能情報コースの7コースがあります。
入学後の1年生終了時にコースが決定するので、入学してから自分の興味のある分野を志望することができるのも良いですね。
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琉球大学の立地
沖縄県の中部(中央付近)に位置していて、自然に囲まれています。
琉球大学は医学部のある上原キャンパスとそれ以外の千原キャンパスがありますが、2つのキャンパスは近くにあります。
それぞれのキャンパスは広大な土地を有しているので、キャンパス内の移動は大変です。
琉球大学の周辺
大学へのメインの入口として宜野湾口(北口)、中城口(東口)、西原口(南口)の3つがあります。
それぞれの入り口にコンビニがあるのは便利です。
東口の中城方面にスーパーやドラッグストア、飲食店、居酒屋など生活に必要なお店があるので、生活に困ることは無いでしょう。
イオンなどのショッピングセンターは近くにありませんので注意が必要です。
琉球大学は生協が充実していて、食堂や生協のショップもは中央と北側に2箇所ずつあり、広大な土地に対応しています。
琉球大学の最寄り駅:てだこ浦西駅(ゆいレール)
てだこ浦西駅までバス約38分(琉大北口駐車場(工学部のすぐ近く)~てだこ浦西駅 ¥260)(バスの経路は他にもあり)
ゆいレールの終点ですが、駅周辺には何もなく、那覇方面や那覇空港へのアクセスのための公共機関の乗り場です。
琉球大学から那覇(中心地)へのアクセス
・バス&ゆいレール 約1時間(琉大北口駐車場(工学部のすぐ近く)~てだこ浦西駅~牧志駅 ¥260+340)
・バス 約43分(琉大北口~那覇バスターミナル ¥610)
那覇の中心地は国際通りがあって、栄えているので買い物や娯楽に困ることも無いでしょう。
琉球大学から那覇空港へのアクセス
・バス&ゆいレール 約1時間20分(琉大北口駐車場(工学部のすぐ近く)~てだこ浦西駅~那覇空港駅 ¥260+370)
・バス 約32~40分(琉大入り口~那覇空港国内線ターミナル ¥660)
那覇空港まではバスでの移動が便利ですね。
那覇空港からは全国の主要都市に便があります。
40分程度で空港に行けるのは便利ですね。
琉球大学がオススメの人
総合大学で他学部の人などの多様な人達と交流し、憧れの大学生活を満喫したい人に向いています。
沖縄という暖かい地域での生活を求めている人は最高なのではないでしょうか?
ちなみに沖縄ではスギの木が生息していないので、スギの木の花粉症の方も非常に楽なようです。
注意点は、沖縄は暑くて湿度が高いですので、ムシムシした暑さが苦手な人にとっては辛いかもしれません。
5~9月くらいまでの梅雨と夏の時期はムシムシした暑さですが、それ以降は過ごしやすい気温になりまして、冬も10℃以下になることは滅多にないので過ごしやすいと思います。

番外編|穴場中の穴場!共通テスト不要の職業能力開発総合大学校
番外編として職業能力開発総合大学校を紹介します。
職業能力開発総合大学校は東京都小平市に位置する厚生労働省の管轄する大学校です。
機械、電気、電子情報、建築の4つの専攻があり工学について学ぶことができます。
国公立大学と同等の学費で授業を受けることができて、卒業すると学士(生産技術)も取得(大学卒業の認定資格)できます。
職業能力開発総合大学校の入試情報
共通テストはありません。
一般受験は英語(リスニングなし)、数学(数ⅠA、数ⅡB、数Ⅲ)、理科(物理または化学)の3教科のみで他の国公立大学と併願も可能です。
偏差値は37.5~42.5です。(全専攻)
倍率は1.2~3.1倍(2021年~2023年の全専攻)
3教科のみで低偏差値、低倍率ですから、国公立大学の最底辺クラスより合格しやすいと思われます。


職業能力開発総合大学校の特徴
機械、電気、電子情報、建築の4つの専攻があり、それぞれ1学年28名の募集(一般20名推薦8名)があるので少人数で工学が学べます。
卒業すると学士(生産技術)も取得(大学卒業の認定資格)できますので、大卒として就職活動ができるのは大きな魅力ですね。
ちなみに名前がよく似ている「職業能力開発大学校」は卒業しても学士は取得できませんので間違わないようにしましょう。
職業能力開発総合大学校の大きな特徴として、「生産現場の核として活躍できる人材を育てます」というものがあり、技術指導に多くの時間を割いています。
そのため、卒業に必要な単位数が178単位と一般的な大学の128単位程度に比べて圧倒的に多いことです。
一般的な大学より授業がかなり多いので、自由時間が少なくなる点は要注意ですね。
その代わりに、しっかり学べば必要な知識や技術を身につけることができるので、卒業生に対して企業からの評価は高く、就職は良いようです。
職業能力開発総合大学校の立地
東京都小平市にあり、大都会ではないですが、東京の西部の住宅エリアに位置していて都心へのアクセスも良く、良い立地だと思います。
職業能力開発総合大学校の周辺
住宅エリアに位置しているので、都会のような派手さはないですが、スーパー、コンビニ、飲食店などの生活に必要なお店は揃っているので生活に困ることはないでしょう。
大学内に食堂とカフェテリアもあるのは便利です。
学生寮が敷地内にあり、食事込(平日の3食)で約4万円弱と超破格で都内に住めます。
もちろん応募多数の場合は選考基準により選考されますが、地方から出て来る人にとってはありがたいですよね。
職業能力開発総合大学校の最寄り駅(小川駅:西武拝島線、西武国分寺線)
小川駅まで徒歩5分
西武拝島線と西武国分寺線の2線を利用できるのは嬉しいですね。
西武拝島線は新宿まで直通で行けるので利便性が良いです。
西武国分寺線は、東村山から国分寺の短い区間を結ぶ路線ですが、国分寺で中央線に乗り換えができます。
小川駅は大きい駅ではありませんので、駅周辺は栄えていません。
コンビニやちょっとした飲食店がある程度ですので娯楽はありません。
ちょっと栄えている場所で遊びたい場合は、立川駅(中央線)まで繰り出すと良いでしょう。
立川までは国分寺で中央線に乗り換えれば20分くらいです。
職業能力開発総合大学校から新宿へのアクセス
・西武拝島線 約40分(小川駅~西武新宿駅 ¥360)
西武新宿駅は新宿の歌舞伎町側の方に位置していますので、繁華街にすぐ出れます。
大都会の新宿に電車1本40分で行けるなら、悪くないですよね。
職業能力開発総合大学校がオススメの人
職業能力開発総合大学校は、知名度も全くなく、一般的な大学のような華やかな大学生活を送ることはできません。
卒業までの単位数も多いので勉強や実習なども大変だと思います。
その代わりにしっかりと技術と知識を身につけることができるので就職には強いです。
一般的な国公立大学に合格する実力はないけど、大学で工学を学んで、ちゃんと働ける実力を身に付けたい人、特に真面目に授業に取り組める人が向いています。
一般的な大学ですと、時間はたくさんあるので自由度は高いですが、ダラダラと過していても成長は望めないので、コースに乗って勉強をしっかりしたい人にも良いでしょう。
高校までの学校の成績はそこまで高くなかった人でも、東京の西部という良い立地で、しっかり学んで技術を身に付けて、就職をするという道が拓けるのではと思います。
より詳しい内容が知りたい方は⇓⇓⇓(外部サイト)


まとめ
共通テストの得点率50%以下でも行ける工学系の4つの大学を紹介しました。
室蘭工業大学は北海道で工学を学ぶことができ、ホリエモンの会社とロケットの共同開発をするなど、特に航空宇宙の分野の研究が進んでいます。
北見工業大学は北海道の大自然の中で、寒冷地や地域のデザインの研究をすることができます。
三条市立大学大学は2021年に開校した新しい大学で、新潟県燕三条駅周辺で新しい施設でコンパクトな大学生活を送ることができます。
琉球大学は沖縄県の総合大学で亜熱帯の気候風土の中、多様な人達と交流しながら学ぶことができます。
番外編として職業能力開発総合大学校も紹介しています。
一般的な大学生活は送れませんが、他大学より圧倒的に多い授業時間で技術や知識を身に付けて就職へと道が拓けます。
国公立底辺クラスでも工学系の大学は研究をしっかりするので、就職状況も良く行く価値はあります。
学力がなくても国公立大学を諦めずに戦略をたてて自分に合う国公立大学を目指して行くのも良いと思います。
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